やりたくないのにやる

　27時ごろに就寝、8時起床。2ヶ月前は毎日24時就寝、5時起床だったのに一気に生活時間帯がシフトしてしまった。こうなったのは１つは、仕事で夜勤が必要になったこと。数ヶ月先まで月に４〜６回程度夜間帯の仕事があるため、どうしても生活が規則的にいかなくなってしまう。もう１つは明らかに冬のラノベ週間のせいで、毎日寝る前から読み始めて「もう1冊読んだら徹夜になる」という時間まで読み続けているせい。当然昨日も同じ展開をたどった。とは言え昨日は未読のものを読んだわけではなく、「狼と香辛料」の5巻、「とある魔術の禁書目録」の3巻、「狂乱家族日記」の参さつめなどの一度読んだものを読み返していた。読み返す、というと「あ、あそこどういう話だったっけ？」という部分を読み直す人が多いみたいだけれど、私の場合は明確に覚えているところを読み返す。要するに印象に残っているところを読み返すのがほとんどだ。そうやって読み返すことで好きなシーンがますます好きになったりする。

　８時に起きたものの、珍しく寝起きがつらく、ベッドの上でぼけーっとしていたら１０分ほどたっていて、あわてて準備をした。駅に着いたら電車が10分遅れてる、などとアナウンスがあったけれど、いつも乗る電車の1本前がちょうど来たのでそれに乗って問題なく会社に到着した。仕事は割と順調。自分がやっている事の他に緊急で資料の作成などの手伝いをしたけれど、概ね問題なく終了した。
　今日は残業しないとまずいかなと思っていたけれど、何故か課長が「今日は早く帰れ」的な事を言ったので早々に帰ってきた。個人的な予想では恐らく課長自身が早く帰りたかったのだろう。誰も強制していないのに課長は部下が残っていると帰らない。そんなわけで全員に早く帰ってもらえれば自分も帰れるということになる。だからみんなを早く帰したのだろう。
　こういう、誰も強制していないのに別にやりたくないことをやっている、ということは多い。例えば今私が関わっているシステムは開発は私たちのところで行ったが、サポートは関連会社の仕事だ。だからユーザーからの問い合わせなどは全てそのサポートを行う人達にやってもらうのが筋ということになる。それなのにお客様からの問い合わせがあると私に限らずみんな調査をして返答を返したりしている。それがなまじっかサポートに電話するよりも回答が早いし正確なもんだからこっちにばかり電話がかかってくることになってしまった。客観的にみたら自分で自分の首を絞めているようにしか見えないだろう。でも電話がかかってくると「困っているから……」と自分たちで動いてしまうのだ。
　バカみたいに見えるけれど、意外と誰しもがこういう事をしている。お金なんてそれほどいらない、それよりも一緒に過ごす時間を多くしたい、と奥さんは思っているのに給料を増やすために毎日遅くまで働いている旦那、というのもそれの一種だと思う。だからそういう行動をとってしまうこと自体はしょうがないことなのだろう。きっと大切なのはそれをわかった上で行動をとることではないだろうか。

　家に帰る途中で夕飯を食べて、家に着いてからはずっとスト４三昧。恐らく今日だけで50戦以上はしたと思う。恐らく勝率は五分五分ぐらい。BPが1600を超えると強い奴に当たって負けて下がり、そうすると弱い人とも戦うようになってまた増える、ということを繰り返していた。パッドの操作にも慣れてきたけれど、やはり技の暴発が多く、肝心な時にでなくて泣きそうになることが多い。早いところアーケードスティックが来て欲しいところだがAmazonからは未だなんの音沙汰もない。
　掲示板でアレンジ衣装が有料で購入できることを知って早速購入した。ずっとチャレンジモードで難しいレベルをクリアすると使えるようになると思っていたので購入する、と言うこと自体にビックリした。ただ、チャレンジモードは時間がかかるものが多いのでお金で手に入るのは大歓迎。それに、前にPSストアでゲームを買った時のお金を早く使い切りたかったのでちょうどよかった。
　女性キャラのアレンジ衣装を購入したが、家庭用で追加になったキャラの衣装が誰も彼もがヤバかった。衣装に気を遣いすぎだろ……。と突っ込むことしきり。とは言え喜んで使う私のような者がいるからこそこういうのが出て来たのだろう。
　そうそう、PSストアをみていたら今日発売のアイドルマスターSPのダウンロードコンテンツがあったが、これがまたXBOX360に負けず劣らず高額でビックリだった。全部購入したら余裕で5000円以上吹っ飛ぶだろう。ただ、それでも外で遊んで飲んで帰る、と言うことをするのに比べたらお金がかからない方だと思う。高校生ぐらいには理解できないだろうけれど、何故か大人になるとちょっと遊ぶだけなのに結構なお金が飛んでいったりする。きっと金銭的な感覚がおかしくなっているのだろう。
　ただ、お金は使ってこそお金なので、お金を使わないことを考えるよりも、何に使うかをまず考えて、そのためには今何を我慢するべきなのか、というのを意識して生活を送ることがお金を貯めるコツなのではないだろうか。