久しぶりに人と会う

 ここ数日の私の生活を見ていると寝る時間起きる時間の面でかなりおかしな生活をしているのが見て取れるが、昨日は結局31時就寝の11時半起床。4.5時間睡眠で起床。私にしては珍しく7時に寝たのに午前中に起きたのは約束があったから。就職した配属が飛行機で1時間程度の場所に行ってしまった友達が帰ってきていたので会いに行くため。会うのはその友達だけではなく関連の友人と会うために出かけた。
 初めて会ってから10年ぐらい経つ間柄ながらよくもまぁこれだけ長いこと友人関係が続いたなと思う。私の場合は自分から連絡を取ることはほとんど(と言うか全く)無いので頻繁に連絡を取ってくれる人がいない限りはこういう関係が続くことはなく、そう考えるとありがたいと思う。就職をしてから何年も経っているので子供が居る人もいれば、何も変わらない人もいる。でも話している内容は当時とさほど変わらないし、関係も変わらない。こういうのは貴重だ。

 昼飯を食べて遊んで夕飯を食べる、という流れだったのだけれど、夕飯の時は親の話や健康の話が出ていて、さすがに年を取ったなぁという話も出た。飲み屋ですぐ近くの席に大学生とおぼしき集団が大騒ぎしながら飲んでいて、そこから漏れてくる会話の内容を聞いて、年を取ったんだなぁという話をした。昔の友人と会うと気持ちまで当時に若返ったような気持ちになる事があるけれど、会話に出てくる内容はなんだかんだで変わっている。健康の話の他には親の話や仕事の話など。やっぱり気持ちだけ若くなったように感じても実際は年相応の話をしているようだ。ただ、当時どういう話をしていたか、という話も出てバイトの仲間内だったのでやはりバイトの話が多かった、けどそれ以上に中身の全く無いような話もたくさんしていたね、なんてことで盛り上がった。その面だけ見ると今も中身のない話をしているので大して変わってない。
 でもそれ以上に思うのは、そういう中身のない話をしても楽しいということ。友達なんてそれだけでいいじゃないか、なんてことを切に思う。例えば趣味関係の知り合いなどで、言っていることは役に立つけれどどうしてもその人の事が好きになれないし趣味以外の話題なんかは話しても全く楽しくない、と言うこともある。と言うことは友達関係というのは趣味が一緒なら仲良くなるわけでもないし、特に接点なんて無くても仲良くなる事もある。人間関係ってつくづく不思議だ。

 惜しむらくは色々と話していたら22時を回ってしまい、漫画が買えなかったこと。すでに2週間ぐらい買っていないと思われるので恐らく続き物で買い逃している漫画があると思われる。新刊ゾーンに置いてない物は既にわからなくなってしまうのできっとさらにその次の巻が出るまで気付かずに買い逃し続けてしまうだろう。もしその買い逃している期間に最終刊が出てしまっていたらこのままずっと手に入れられない可能性がある。そう考えると本当に恐ろしいが、かといって何が出ていたのか調べる気力もそれほど無い。でも私が買う漫画は全2巻とかで終わってしまう漫画も多いので、やはりきちんと調べた方がいいだろうか。

 GW中は家族以外で今日が人と話したのは初めてだったが、よく2chなんかの引きこもりスレに書かれているような「上手くしゃべれない」と言うことは無かった。だからそういう風になる人というのは驚くほど長い間誰とも話していないと言うことになるのだろう。個人的にはそうなるくらい誰とも話さずに引きこもりたいと思うが仕事をしている内は無理だろうし、仮に仕事を辞めたとしても何らかの手段で食べて行かなければならないのでそれも無理だろうから「人と話して無くて声も出なくなる」というのは本当に羨ましい。