送別会の季節

 昨日も28時に寝て、8時に起きた。ここ毎日本当に同じパターンで生きている気がする。4時間睡眠だと起きた時に頭がすっきりしない。というより、夢の途中で起きるような感じになる。夢と現実が曖昧になるというか、夢の続きのような感じで目が覚めるというか、半分寝たまま起きるというか、というような具合で、あれ、何で家にいるんだろ、などと今日は思った。外に出ている夢を見ていたため。

 今日もビックリするぐらい寒かった。何故こんなに寒いのかがさっぱりわからないほど寒くて昨日よりもさらに厚着で家を出た。今日はマフラーも着用してしまった。手袋もするかどうか本気で考えたほど。まるでまた冬に逆戻りをしてしまったようだ。そのくせ花粉が飛んでいるから花粉症の人は寒いわ目や鼻が痛いわで大変そう。
 この寒い中マスクをしていると、風邪を引いたのか花粉症が大変なのか判別付きづらいところが少し面白い。几帳面の人なんかは暑さ寒さも彼岸までという言葉を信じて衣替えなどをしているので、人によってはまた冬用のコートを引っ張り出した人もいるだろう。どうもまだ数日は寒い日が続くようだ。

 会社は今日の所は資料を提出する締め切りだったので朝からずっとそれを作り続けていた。何回も読み返して深く知るたびに間違いが見つかるという悪循環を今日も行った。Wordのファイルが5個、A,B,C,D,Eとあって、それぞれ別の作業が書いてある。そして1つ1つ、つまりAだけとかDだけを見た場合は書いてあることは間違っていない。Aが「ご飯の研ぎ方」という資料だとしたらそこに書いてある内容は全くおかしくない。ただ、Bの資料は「フライパンを使った炒め方」だったりする。これも資料の内容は間違っていない。炒める時はフライパンをまず温めて、それから食材を投入する、と当たり前の事が書いてある。ただ、そのAとBの資料を合わせて「これがご飯の炊き方です」と渡したらおかしいだろう。米を研いだ後にフライパンで炒めてしまうことになる。今日作っていた資料もそんな感じなので、個別で直した後にもっと大局的な見方をするのだけれど、そこで間違いがあるのに気付く。
 本来ならばそういう俯瞰した考え方は最初にやっていなければならなかったのだけれど、大まかな流れは正しいから、と仕事を指示された時に言われていたのと、期間も短かったのでその辺を漏らしてしまった。指示された段階でそう言われたので自分が悪いわけではないけれど、結局直すのは自分なので何を言われてもきっちりと確認しなければならないな、と感じる。

 本日は会社を辞める(定年とか転籍とか転職とか)人の送別会を部署全体で行った。その人のエピソードみたいなものを募って発表していたのだが、ほとんどの人はそんな話を聞いていなかった。そりゃまぁそうだろうな、という気がする。しかし聞いていると退屈な物もあるが面白い物も多く、10年以上いる人は誰もが面白いエピソードを持っている事がわかる。誰もが大きな失敗をしているし、どんなつまらなそうに見える人でも面白いエピソードが必ずあるものだ。だから聞いているだけでかなり楽しかった。また、私自身がお世話になっていた人もいたので、今までのお礼と新しい所に行っても元気で、という話をした。

 飲み会が終わった後はこれまたいつも通りゲーセンで三国志大戦を。今日も昨日と同じぐらいの試合数をこなした。6勝9敗ぐらい。レアは4枚、うち2枚がダブり。途中で7枚ぐらい持っている、しかも既に2枚以上あるカードがさらに出て来て相当悲しい思いをしていたが、最後に排出された2枚がそれぞれSR、Rで、そこだけは嬉しかった。とは言え1枚はダブりなので何とも。今みたいにカードの数がほとんど無いと、負けた時に「くそー、俺だってあのカードがあれば……」とか「カードがショボいから負けるのもしょうがないよな……」などと自分に対して言い訳をしてしまいがちだ。でも冷静に考えると全然動かしていないカードがいたり槍に突っ込んでいく騎兵がいたり、敵が近づいてきても避けない弓兵がいたりなど、まだまだ私自身のスキルが低くて負けている事の方が断然多い。それはわかっている、頭ではわかっているのだけれど、やはり負けるとそういう考えが頭をチラッとよぎってしまう。そうならないような心を持ちたいとも思うし、それ以上にそんな風に思うような負け方をしないようにプレイヤースキルを早く上げたいと考えている。