約束を破ったのはだあれ

 27時半頃就寝、8時半起床。休みの日通り、割と素直に起きることが出来たが、睡眠時間は少し足りない感じ。ぼけーっとしてしまい、まだ十分覚醒していない様な状態だった。昨日は寝る前に「とある魔術の禁書目録SS」の1,2巻を両方読んでいた。ずっとSSはサイドストーリーとかの略だと思っていて、だから本筋とは全く関係ない話になると考えていたのだがどうも違うらしい。違うらしいと言うかSSで出ていたキャラが普通に本筋でも出ていて、過去の因縁みたいな話をしていたからだ。スレイヤーズのように全く本筋を知らなくても読めるのならいいけれど、本筋の方にも影響を及ぼすのであれば別物にしないで欲しいところ。
 起きてから10時過ぎぐらいまでの記憶がほとんど無いけれど多分セブンスドラゴンをやったり漫画を読んだりなどしていた。朝ご飯はコロッケサンド。昨日スーパーで買っておいたお総菜のコロッケと食パンを焼いて挟んだだけのもの。それと野菜スープ。揚げ物は一人暮らしじゃ面倒くさすぎるし、揚げるのに使えるものが無いからコロッケとかカツなんかは外か実家でしか食べられない。まぁムリすれば出来ない事はないけれど作るのが面倒くさいだけか。

 ご飯後もニコニコ動画をみたり、買ってきた漫画を見たり、セブンスドラゴンをやったりし、午後に入ってからおもむろに家を片付け出した。いい加減溜まってきていた段ボールが山を築いていて活動範囲が狭くなっていたため。段ボールを全て崩して、それとともにやはり汚かった机の上もある程度綺麗にした。机の上が汚かったのは買っていた漫画などが置く場所がなかったので机の上に積み上がっていた。そのせいで作業が出来る場所がめちゃくちゃ限られていた片付けたお陰で大分広々と使えるようになった。漫画は段ボールがあった場所に積んだ。いい加減本棚が無いと困るレベルに達している。しかしながら本棚を買ってきても全部入らないと思われるので本棚を買う気が失せてくると言うジレンマを抱えている。かといって2つ置くスペースもないし、どうしたものかと考えている。

 高校生の時に小論文、という授業が年に2回ぐらいあって、そこで「信号無視はしてもよいかどうか」という題で書かされた事がある。その時私は「例えばかなり遠くまで見通せる道路で、視界に車が一台もいないのであれば渡ってもいいのではないだろうか。法律というのは人を守るためにあるものなので安全が100%担保できるのであれば法律の文言を犯したとしても法律の趣旨を犯したことにはならない」という事を書いた。そして最後には「ただ、それぐらい確実だと考えて渡ったとしてもどこからともなく車が現れてひかれてしまうこともあるかもしれない。その場合の責任は自分でとる覚悟がなければ渡ってはいけないだろう」と結んだ。
 これは今でも考えとして変わっていなくて、普通に生きていれば上は憲法から下は家族内での決まりまで大なり小なりある規則のうち、一つも破らないで暮らしてきたはずはないし、これからもきっと何度も破るだろう。覚えておきたいのは「約束を破った時に責任を取るのは自分だ」ということだ。法律や社員規則、校則というのは「この約束を守れば保護しよう」というものだ。だからそれを違えた場合はある程度の制限をかけようと相手がしてくるのはやむを得ない話で、それを何とかしたいのであれば自分の方から歩み寄っていくしかない。自分が先に約束を破ったのだから。

 みくみくにしてあげる、というニコニコ動画にアップされている初音ミクの動画で一番の再生数を誇る動画がちょうど600万を超えるところで、その直前から超えたところまで見届けた。そのことについてブログに書いたり、「おめでとー!」などとコメントを書き込んだが、特にそれほどの感動はなかった。恐らくたくさんの人と喜びをわかちあおう、という気持ちが思い浮かんでこないからだと。やったことはないけれどまだ再生数一桁の動画を見て、それがすごく面白かった時の方が断然感動すると思う。
 念のために書いておくとこの曲とか初音ミクが嫌い、などと言うことは全くなく、むしろ好きだ。たくさんの人が喜んでいると逆にさめる、という変な性格なので喜んでいる人の数が多ければ多いほど「ふーん」みたいな気になってしまう。

 夕方以降は実家に戻ってご飯を食べて帰ってきた。行く途中でチーズケーキを2種類買って帰り、両方を食後に食べたがどちらも美味しかった。適当に買って帰ってもほとんどの物が美味しいのだから、日本って本当にすごい。これってすごい豊かになったということの証拠だと思う。素晴らしい。