ある意味平和な時代

 28時半頃就寝、7時40分起床。何をしていたのかというと、出張でホテルに泊まっているにも関わらず、ずっとななどらことセブンスドラゴンをプレイしていた。このゲーム、適正レベルから離れれば離れるほど経験値が入りにくいように出来ていて、私なんかはレベルが上がりすぎてフィールドで出てくる敵からほとんど経験値が入らない状態になっている。でも敵のボスやドラゴンが倒せなくて……、という感じ。パーティの組み合わせが悪いか、メンバーのスキルの振り方が悪いのかもしれない。でもキャラのグラフィックから「こいつがこのスキルを使うのはおかしい!」のようにこだわりを持ってスキルを割り振っているため自分では満足。一人ボス戦で何の役にも立たなくなるキャラがいるけど……。鬱姫様……。
 ホテルで寝泊まりしたからか、もしくは疲れが溜まった(主に睡眠不足で)のか、起きたらノドや鼻が痛かった。もしかしたら風邪を引いたのかも知れないな、という感じ。土日はおとなしくしてようと決意。まぁいつもおとなしくしてるけど。

 仕事は朝から忙しかった。システム切り替えの作業をぶっ通しでこなしつつ、合間に打ち合わせの資料や、発表用資料などをとにかく作りまくっていた。何もこんな所まできてそんなことやらんでも、なんて言われたけれど、タイミングが悪い時にタイミングが悪い物は重なるもので、やらないわけにはいかない状態だった。でも正直なところを言えば、自分が後回しにしていたツケが巡ってきたのだと思う。

 最近ちょっと話題になったマジコンの話。ちょっと斜めの話になるけれど、売る側は全然お客さんの方を向いて仕事をしていないと思う。これはゲームだけじゃなくてアニメなんかもそう。
 マジコンを使ってプレイする人や、動画投稿サイトで見る人だって客だ! などと言いたいのではなくて、お客ってのはあくまで「お金を払っている人ですよ」ということ。なんだかはたから見ている限りだと泥棒の方を向いて商売していて、お客のことはほったらかし、という印象が最近大きい。例えば本屋が万引きに悩まされていたとして、「人を見たら泥棒と思え!」とばかりに店に入ってきた瞬間から店員がピッタリマークしてついて回るとする。果たしてこの店の売り上げは上がるだろうか、下がるだろうか。間違いなく下がる。ゲームとかアニメの産業がやっていることは、これに近いように見える。
 どのみち世界の流れ的にはアニメやゲームなんかももっとマイナーな趣味になるだろうから、そろそろ商売の方法も考え直した方がいいのではないだろうか。例えば10万人から一人一万円分ずつお金を募って、集まったらゲームの制作を開始する、最初にお金を払った人のための分しか作らないとか。これなら最初にお金がもらえるので出来上がった後にいくらコピーされてもメーカー側の懐は痛まない。
 そんな簡単なものでもないとは思うけれど、とにかく不正をさせないことに腐心するよりは、どうすれば喜んでお金を払ってくれるのか、と言うことに心を砕いて貰いたい。

 仕事は19時前に終わったけれど、帰りの新幹線の座席が全く取れず結局20時近くの電車で東京に帰る事に。帰りの電車の中でもずっとななどら。ついにレベルは20にまで上がった。しかしながら雰囲気的にまだ序盤だ。3つめの村付近をうろうろしている。相変わらず自分はへたくそだなぁと思うけれど、これはこれで楽しいのでよし。とにかく最初にクリアするまでは情報サイトなどは見ないでいるつもり。
 新幹線で帰る時にお腹が空いていたのだけれど、駅弁は高いので何も食べずに家まで帰ってきた。漫画を数千円分買うのには何のためらいもないくせに、生きるのに必要な食費をとことん削っている、というのは文化的な生活の範疇に収まることだろうか。