「○○が悪い」という人が悪い

 24時就寝、起きたら8時。目覚ましで全然目が覚めなかったので起きた時に時間を確認して、目を疑ってもう一度、今度は携帯で時間を確認してしまった。やっぱり8時だった。外も十分明るかったし。昨日夜勤だったことの影響かな。二日分だと12時間ぐらい寝てることになるから一日平均で考えればこんなものか。
 「寝貯めは出来ない」という話を何かの本で読んだことがある。確かに事前に貯めることは出来ないけれど、寝なかった場合にしてみると後から寝る分はかならずそれまでより多くなる傾向にあると思うので、「起き貯め」というのもできないんじゃないだろうか。21時間置き続けて3時間睡眠なら1ヶ月ぐらいは出来るけれど、45時間起き続けて3時間睡眠、というのは確実に出来ない。一度ぐらいなら出来そうではあるけれど、これを何日も続けるのは絶対に不可能だと考えられるので、やっぱり人間には体内時計があって、それは24時間に大分近いんだろうな、という推測が立つ。確か体内時計は23時間周期、という話を聞いたことがあるけれどこれは実感としても間違っていない気がする。算出した人はどうやってこの値を出したのか、気になるところではある。洞穴か何かの日の当たらないところに人を1年ぐらい住まわせる、という実験でもやったのだろうか。「1年経ったと思ったら出てきてください」って言って閉じ込めてしまえば体内時計の周期がわかるはず。

 仕事は昨日やっていたことの残作業など。相変わらず回りに比べたら仕事をしていない気がする。問題解析をしているところが忙しいのでそれとは関係ない私が忙しくないのは当然といえば当然なのだけれど、少々暇気味。じゃあ忙しそうなところを手伝えばいいと思われるだろうけれど、いつ仕事が降って来るかわからない状況なので、いつでも抜けられるならともかくとしてこういった状況ではそういうことも難しい。こういう急に仕事を振って投げっぱなしジャーマンなのは変えるべきだって話を何度もしてるけれど、人員不足とかそういう理由でいつも却下されてしまう。人の問題じゃなくて仕組みの問題なんだけどなぁ。よその会社のシステム作るより先に自分の部署のシステムを何とかしたい。でも説得力のある展開が出来てない自分も問題だ。

 自分の事を思いっきり棚に上げていうけれど、何か問題が発生したときに「○○が悪い」「××が悪い」というのはすごい簡単だ。例えばポケットに穴が開いているのを知らずに家の鍵を入れてしまい、結果として鍵を無くしてしまった場合に「ポケットに穴が開いているズボンをはくのが悪い」とか「ポケットに穴が開いていたのでそれを直してから鍵を入れるべきだった」というのはすごい簡単だ。当たり前の話だし。でも、そんなことを言ったところではっきり言って何の役にも立たない。だってポケットに穴が開いてるのを知らずに鍵を入れてしまったのだから「ポケットに穴が開いたズボンをはいたのが悪い」なんて言われたってどうしようもない。しかも反論が出来ないだけに余計にたちが悪い。
 何においてもそうだと思うけれど、何か悪いことが起こった時にその責任を「人」に帰結させてしまうのはきっといけないことなのだと思う。悪いのはその場の雰囲気というか、システムであって、人が悪いわけでは無い。正確に言えばやってしまったその人が不注意であった事は間違いないが、注意しなければ問題を起こしてしまうやり方が悪い。一度間違えた人は恐らくは二度と間違える事はないだろうけど、別の人が間違える可能性は大いにあるわけで、そう考えるとシステム自体を切り替える、微修正する、というのが一番効果的なのではないだろうか。ただ、人を叱るのは簡単だけれど、システムを直す、変えるのは難しい。だから安易に人を怒るんだろうなと想像する。半分ぐらい他人の受け売り。

 会社は定時で切り上げて帰る。今日はAmazonからの配送が3つもあって、そのうち2つは当日配送(お急ぎ便)のため、いつ来るかわからないので急いで家に帰る。帰って飯の準備をしている時に来たのでちょっとスーパーに寄る時間ぐらいはあったな。買い忘れていた物があったから欲しかったけれど、Amazonの配達を逃すと面倒くさいので帰ってきてしまった。でもまぁスーパーは明日でも何とかなるのでこれで良かったのだ。きっと。
 ご飯は米と味噌汁と肉じゃがとサラダ。実家だと肉じゃがは副菜で、他にメインのおかずがあるけれど一人暮らしではそんな手間はかけられないので自然と肉じゃが自体が主菜になる。だからすごくヘルシー。でも芋のカロリーは結構あるのでそうでもないや。今日はなんだかんだで3食食べた気がする。
 夕飯を食べながらニコニコ動画見て、ニコニコ動画見てから配達された品物を開けたりなどした。1つはCLANNADアフターの3巻。もう1つは趣味の雑誌、最後の1つは趣味で使う家電品。家電品は大きさを間違えてものすごくでかい物が来てしまって置く場所が無い。物を前に本当に「orz」みたいなポーズを取ってしまった。とりあえず空いているスペースに置いておいた。どうするかは思案中。やっぱりある程度の大きさがあるとわかっているものは実物を見てから買うのが一番だ。もしくはきっちりとサイズを確認することを忘れないこと。気持ちばっかりはやってしまうからいけないんだと自己判断。
 ブログも2エントリほど書いた。それにしてもまさか「ゆるめいつ」がアニメ化するとは誰が予想しただろうか。声優陣が豪華だけれど、それ以上にこういう特にストーリーがない漫画がアニメ化したというのが嬉しい。昔に比べたら本当にいい時代になった。昔は100人いたら80人ぐらいが好きな物じゃないとアニメ化されなかったけれど、今は100人中10人だけしか好きじゃなくてもアニメになる可能性があるわけで、それってとっても素晴らしい事だ。色々弊害もあるのだろうけれど、こういったマニアックな人向けのアニメが普通に作られる事で恩恵を受ける人はたくさんいると思う。自分のストライクゾーンに直球ど真ん中に来たものについてはDVDを買うなどして応援したい。