調子に乗るとこれだ

 かなり体調が戻ってきた。25時頃就寝、5時起床。元気はつらつか? と問われたら答えはNOだけれど、今までの日常を送れる程度には回復したように思う。その代わり咳ががちょっと酷い。多分周りの人からしたら今の方が調子が悪いように見えるだろうけれど、私にとってはノドにくる前が一番酷い状態なのでそれは乗り越えたぞ、といったところ。
 ただ調子に乗って朝ご飯を食べたのが失敗で、お腹が痛くなった。急にムリはするものではないな。結局一日中腹痛に苛まれた一日だった。ちょっと調子がよくなったからって一気に生活を戻そうとしたのが間違いだったと猛省であります。

 全然関係ないけれど、私は牛乳を割とよく飲む方だと思う。一週間で1リットルから1.5リットルほどは飲む。小中学生が給食でしか牛乳を飲まないのであれば1リットルになるので大体同じか少し多い、程度になるだろうか。飲むのは大抵朝で、パンやバナナを食べる時に一緒に飲む。夏は冷たいまま飲むけれど冬はやはりホットにする。
 逆に夜には全然飲まない。よく健康関係の本やテレビでは「夜寝る前に飲むとぐっすり眠れる」と言われていたと思うけど、夜はどうも飲む気がしない。牛乳というと朝、という固定観念があるからだろうか。夜は基本的にお茶しか飲まない。緑茶だ。日常的に緑茶を飲む家庭に育ったので基本的に「飲み物=緑茶(温かいの)」と考えている節がある。これは夏でも一緒で、基本的に家にいる時は温かいお茶を飲む。いわゆる炭酸物とかジュースとか言うものはほとんど飲まない。これは恐らく子供の時にそういうものを一切飲まなかったから飲むという習慣が無いのだと思う。当時はきっと買ってくれなかった親を「酷い親だ」と思っていただろうけれど今考えると非常に感謝している。おかげさまで虫歯にもなったことがないし。

 体調が戻ったので今日は早めに会社に。5時半過ぎに家を出て6時半前に会社に到着。鍵をもらいに守衛さんの所に行ったら「昨日から徹夜の人がいるね」とのこと。でも部屋に入ったら真っ暗で(鍵は開いていた)、誰もいないじゃん、と思ったら人が急に動き出してビックリした。向こうもビックリしたみたいで、少し悪いことをしたな。向こうは寝ていたので。
 徹夜作業というのは私も何度かしたことがあるけれど、あれは単に「これだけ必死に頑張ってます(だからこれで何とか……)」というための物であると考えていて、作業効率的には全く意味がないという考え。徹夜をして寿命を縮めたんだから許してくださいよ、みたいな……。
 そんなことをするのであれば23時過ぎにいったん帰って始発で来て作業をした方がトータル的に考えて効率がいいだろうし、翌日の仕事にも影響が出てこない。だから自分から「徹夜してやります」という人は文系的な考えを持っていて、長期的(と言っても翌日の事だけど)に物事を考えていないのかなというのが私の考え。仕事なんて寿命をすり減らしてまでやるほどの物でもないし。どうしても家に帰って戻ってくる時間が惜しいというのであれば、私がいる会社には仮眠室があるのでそこで3時間ぐらい仮眠をとってから仕事をするのが正解だ。徹夜すると大抵は朝方にウトウトしてしまうので結局は同じぐらい作業時間としてロスがあるのでそうであれば健康により良い方法を採用した方がいい。
 ものすごく当たり前だけれど自分もそこまで思い至って無かった事を書くと「会社と言うのは社員個人個人の健康なんかより目先の仕事の方がずっと大切だ」と思っているということ。せいぜい考えてるのは社員を1まとまりとして見た社員全体の健康(要するにどれくらいの人が休職してるか、とか)ぐらいで、それだって考えている人は限られている。職場の部課長レベルでは目先の仕事が一番大切で、ムリをやらせて社員の体調が悪くなっても「この忙しい時になんて迷惑な奴だ」としか考えていない。全ての会社の全ての部署がそうだとは言わないけれど、比較的緩いうちの会社がそうなので全体的にもそんなもんじゃないだろうか。
 こんな単純な事に気付いたのは割と最近の、去年の12月の事で、一方的に言いつけられたそれまで全くやったことがない緊急の仕事をやり、体調が悪いこともあって夜の23時過ぎに家に帰った。でもその帰り道、というか帰りの電車の中で体調が悪化して、なんと起き上がれなくなった。多分貧血かなと思う。体調が悪くなると頻繁に立ちくらみを起こすのだけれどそれの酷いバージョンだ。もうどうにもならなくてそのまま終点まで乗り続けて、折り返した電車が家の最寄りの駅に着いた時には何とか動けるようになってた。必死に(ホントに)帰って、睡眠をとって翌日に会社に行ったらどうやら私が帰った後に何か問題があったらしく、携帯にも電話を入れていたようで、朝からまぁそれは本当に怒られたわけ。で、それを聞いていてわかったのが「自分の身は自分で守るしかない」という当たり前の事。
 なんとなく会社は一つの共同体で、家族に近い物みたいな幻想を抱いてたりするけれど、そんなことは全くなくて、会社がそう思わせようとするのは会社にとってそれが都合がいいからであって社員のことを考えているわけではないということ。
 仕事をするために生まれてきたのか? と問われて堂々と「YES!!」と答えられる人以外は会社の言う事はあまり信用せずに自分主体に考えるべきだ。これは会社だけでなくて友達でも親でも同じ。基本的に人はその言った当人にとって都合が良くなるように人に話す。それに安易に従うべきではなくて自分にとってもメリットがあるか、と言ったことを考える事も時には重要だと思う。こういうのなんて言うんだろ、主体性を持て、ということかな。

 仕事は相変わらずシステムの切り替え関連の事で、前回の反省点を踏まえて新しい物にする、という作業など。ここにきてある一部のネットワークの設定が漏れていることがわかったので30日までに対応してもらう約束などをした。とにかく複雑怪奇なシステムで、システム同士の繋がりも、ネットワークの設定についてもあちこちに作業を依頼して何かをしてもらわなければならないという作業が多い。システム自体のコーディングよりもむしろそっちの作業の方が時間がかかっているという感じ。一例を挙げるとある設定が必要でAという場所にその設定を頼んだら「それをやるにはBの設定が必要です」と言われてBの設定を依頼することになる。Bの設定を依頼したら「それをやるにはCの設定が必要です」と言われるような感じ。こっちは「Cの設定は終わりましたか?」「Bの設定は終わりましたか?」「Aの設定は終わりましたか?」と3回確認する必要が出てくる。
 相手方のシステムも「よくわかる人が既に退社してしまって……」みたいなこともあったりするし。こういうのはドキュメント類やシステム間接続は標準化されていればいいのだけれど、それを最初に作った当時はとてもそんなことが言い出せる状態に無かった事は容易に想像が付くのでなんとももどかしい。大学の講義で「今はもうほとんど使われていないけれど」と言われながら習ったプロトコルを使ってるシステムがあったりする。でもきっとこういうシステムってのはあと20年ぐらいは無くならない気がするからこういうのをやっておけば技術者はドンドン減っていくので食いっぱぐれなくて済むかも。金融におけるCOBOLプログラマーのように。

 腹が痛くて変な感じで仕事していたのだと思うけれど上司が「どうした、大丈夫か?」みたいな感じで声をかけてきた。「いや、腹痛です」って言ったら「ムリすんなよ。身体が一番大切だからな」みたいなことをおっしゃっていた。この人はこの時々すごいいい人、ってのがたちが悪いと思う。いや、嫌いじゃないのだけれど、結構理不尽なことも言う人だからさ……、そればっかりだったら嫌いになれるけれど、そうやっていい人でもあるから中々ねー。でもきっとどんな人間もそんなもんなんだろうね。いいところが無い人ってのは見たことないし。

 仕事があったから残っていたのだけれど上で述べたように上司に気遣われたんで途中で帰宅。消化のいいもの、って事でうどんを食べた。当然温かいもの。温かいお茶を飲んだら大分お腹は落ち着きました。落ち着いてしまえばそれほど大変でもない。

 そうそう、帰ってくる途中で「棺担ぎのクロ」の3巻を買おうと思って(RSSで今日発売、って配信されてた)本屋を探したらどこにも売ってなかったんですよ。それで「売ってない」って内容をTwitterで呟いたら「発売延期になりましたよ」って親切にも教えてくれた人がいた。これには本当に感謝。帰って調べたら発売日3月になってた……。しかもその告知は1ヶ月以上前に出ていた……。でも雑誌も買わないしWebサイトも見ないから全く伝わらないという。あ、嘘だ。きららは表紙に一目惚れして最新刊を購入していたのでした。きちんと読んでない証拠ですな。

 家ではブログを更新、自分が漫画をどう読むか、って話。漫画を読むのに1日置いてその間に何が描いてあるか考える人ってそうはいない気がするけど、もしかしたら同じような人もいるのかな。あまり他人とそういうことは話さないからわからない。

 後は帰りにストーブを購入。なんと1470円。それなりのものだけれど、やっぱり温かいし、3月まで使ったら捨てる可能性が高いので特に問題ない。ただ、800Wも使うから気をつけて使わないと電気代がかかってしょうがない。電子レンジを延々と動かし続けているのと同じぐらい電気代がかかる。と書いているものの、帰って来てから今この瞬間まで2時間以上付けっぱなしだったりする。電気代がかかるのと暖かいのだったら暖かい方が大切かな、って気が……。あ、いや、いかん。地球ぼんばんかの事をきちんと考えなければ。