アイスは薬

 27時前頃就寝、起きたら既に昼だった。普段だったら超絶後悔の上、打ち首、獄門。でも体調が悪かったのでそれもやむなし、みたいな。相変わらず調子は悪い。起きた瞬間の調子の悪さだけで言えば今日の方が昨日よりも悪かったかも。
 ただ、起きてしばらくしたら大分良くなった。他の人の事はわからないけれど自分の話をすると朝が一番調子が悪くて夜になるにつれて体調が良くなるのはいつものこと。だから何をやるにしても朝さえ乗り切れれば大抵は大丈夫だったり。

 夕方頃まではニコニコ動画で動画をダラ見したり、ゲームをしたり。体験版をダウンロードしたパタポンってゲームが面白すぎて製品版もダウンロード購入してしまったけれど、それについてはブログの方で(こっちは日記だ)。そもそもこのゲームを知ったのがニコニコ動画の影響なのでニコニコ動画ってのは結構なCM効果があると思う。勇者のくせになまいきだor2についてもニコニコ動画の影響で購入したわけだし。ただ問題はいかにもCM風だと買う気が起きないところ。だから企業としてはやりにくいだろうなぁ。購入した人の中で動画を作れる技術と動画を作る情熱がある人がいて、その人が「超おもしろい! 他の人にも伝えたい!」と思って作った動画であればそれを見た人の多分3%ぐらいの人は買うだろう。いかにもCM風の動画を見て買うのは「元から買おうと思っていた人」、もしくは「買うかどうか迷っている(でも多分買うだろうなぁと思っている)人」だけれど、後者のユーザが作成した動画は全く興味がない人にも訴求できる点で効果は高い。だからきっと企業としてもそういう動画がたくさん欲しいだろうけれど、お金出してやってもらったらそれを明記すればCMになってしまって意味がないし、かといって隠してやればばれた時に叩かれるだろうし、難しいところだろうな。会社の中にその作品がものすごい好きで好きでたまらない人みたいなのがいればその人に作ってもらうのが一番効果的だろう。ただ、概してそう言う人はそんなことやってる暇がないくらい忙しいというイメージがある。でもこういう形は何らかの方法で商売になっていくんだろうなぁ。絶対に効果はあるのでやらない方がおかしいもの。

 夕方を過ぎてもう日も落ちかけた頃に「外に出ても大丈夫かな?」という感じになったので買い物に。買い物と言っても食料品ではなく、でもそれくらい頭には大切な漫画など。秋葉原まで買いに行った。いつもは地下鉄の秋葉原駅に出るのだけれど今日は趣向を変えて末広町から出て来た。巡回ルートからしたらこっちの方が便利だという気がしたため。
 これがまた大正解でした。いつもはヨドバシカメラからマックに続く道を往復していたけれど今日は一方通行で済みました。メッセサンオーの同人ソフト館で東方の音楽CDを見て、とらのあなで漫画を購入、6000円ぐらい。最近DVD付きの漫画が多いけれどこれは明らかに「漫画付きのDVD」と言った方が正解だと思う。漫画だけの場合よりも値段が5倍以上するわけだし、価格の比率で言えば明らかにDVDの方が高いことは間違いない。ただ別に文句があるわけではない。漫画の販路の方が購入してくれる人が増えるからだろうし、品物が売れて作成側が儲かるのはファンとしても嬉しいことだし。ただ、まれに間違いやすい物があるからそれが困る。別に買う必要がない物も間違えてしまったりすることがあるのでその辺をもうちょっとわかりやすくして欲しい。現状の判断だと「色っぽくなっている方が限定版」というイメージだけれどヒャッコの4巻の限定版は色っぽくない方が限定版だったからそうとも言えないのかも。
 今日はその限定版が発売されていた「こどものじかん」は通常版を、とらドラの2巻は限定版の方を購入。限定版を購入した理由はうめ先生のイラストがあるから。うめ先生の絵はイラスト集を買ってしまうくらい好き。

 その後ヨドバシカメラまで行ってステレオケーブルを購入。今まではスピーカシステムとPCの距離が近かったので1メートルのケーブルで届いていたのだけれど、模様替えのせいで届かなくなってしまったせい。モニタに付属のスピーカでもいいと言えばいいのだけれど、つなぎ替えると明らかに音の良さが違うので少しの出費で済むならやはり繋げた方がいい。東方シリーズなんかは弾幕による視界と、音楽による聴覚を利用して遊ぶゲームだと思っているのでやっぱりいい音でプレイしたい、という欲望。
 そのほかにも趣味関係でまた少し大きな(でも1万円はいかないけど)買い物を。これでほとんどの物が揃ったことに。きっともっと私よりも遙か上の熟練者の中にもこんなに物を持っていない人がいそうな気がする。個人的な考えでは「素人ほど道具にお金をかけた方がいい」と思っているのでとりあえず揃えてしまう。道具をけちって変なことになるぐらいならお金を使った方がまし、という考え方。学生時代だったらきっと最低限の物でやってただろうなぁ。時間とお金の使い方が明らかに社会人になる前となった後では違う。

 秋葉原では相も変わらず小諸そばで夕食を、そして家に帰る途中でアイスを購入して家で食べた。そばとアイスは個人的に薬に近い物があって、病気になると必ずご飯はそばにするし、アイスも食べる。
 これには理由があって、私がまだ小学生だったとき、ちょっと重い病気で入院したことがあったのだけれど、体調が悪くなって病院に行った時に、最初の診察では病気がわからなくてそのまま家に帰された。でも症状はちっとも良くならず、食欲は全くなくて何か食べるとすぐに吐き出してしまう感じの状態だった。そんな時に唯一口に入れられたのがアイスで、一週間ぐらいアイスだけで過ごしてた。その後病院に行ったら血液検査でものすごい値が出て即刻入院させられた。正常値が2桁のある値が4桁になっていた、という酷さ。その入院する直前に親に何か食べられるか聞かれて答えたのがそばで、実際そばだけは食べることが出来た。そうした経験から私の中でそばとアイスは薬になっている。
 もちろんこの2つに薬学的な効果は全くない(もしかしたら少しはあるかも知れない)。だが病は気から、なんて言葉もある通り病気なんてのは気の持ちようで大抵の物はどうにかなってしまうものだ。医者が「良く効く薬だ」と言って渡されたのが単なるビタミン剤でもそれで病気が治ってしまう人がいるわけで、私の場合のそばとアイスもそういう部類のものだと思う。神様の存在をそれほど信じていなくても受験の前になるとお参りに行ったりするのと同じようなものかな、と。今日食べたのはそれだけ。信じる物は掬われる(足を)。

 家に帰ったらちょっと疲れて体調が悪かったのでまた昼(夜)寝。2時間ほど寝て何故か目が覚めたのでこれを書いている、というところ。明日にはどうしても体調を治したいところ。会社を休むことについては何とも思っていないけれど、体調不良で休むというのが勿体ないため。じゃあ早く寝ろよ、と言う話……。