身体が弱いと言うこと

 いつも通り、でもなく昨日の日記の更新時間を見ればわかるように25時半頃就寝。こっちはいつも通り5時起床。酷くだるく、頭もふらふらというヤバイ状況だったので今日もムリせず8時まで寝ていることに。8時過ぎても全く体調が復活しなかったので会社を休むことにした。有給休暇はまだ30日以上余っているし、忙しいのは来週なのである意味休むなら今しかない、といったところか。
 私は身体が弱いと自分で思っている。ただ、多分そういう身体が弱いと言うことがどういうことなのか、そうでない(身体が弱くない)人には全くわかっていないような気がする。

 病気で会社を休んだりすると、会社の人などから「自己管理がうんぬんかんぬん」とか「普段からうがいとかすればうんぬん」というような事を言われるけれど、そういうのは的外れな話だよな、というのが正直なところ。
 まず根本的な話をすると、身体が弱い人にしてみれば、うがいだとか手洗いだとか、普段から身体に気を遣うなんてのは初歩の初歩、当たり前の話だと思っている。だから基本的にムリはしないし、あまりにも疲れるような事はしない。
 そして、どういう状況になると体調が悪くなるのか、というのを知っている(と言っても自分以外ではあと1人しか私の周りでは身体が弱い人を知らない)。だから、基本的に病気になるような事はない。酔っぱらって外で寝て風邪引いたとか、偏食のしすぎで体調が悪くなるとか、ありえない。

 身体が弱いっていうのは、そういう風に最大限に気を遣っていても不意に風邪を引いたり、重い病気にかかってしまうからこそ「身体が弱い」のだ。
 逆に私たちのような人種から言うと、長いことマスクしてずっとゴホゴホやっている人の方がよっぽど自己管理がなっていないと思う。というかそういう人達は本当に迷惑だ。風邪っていうのは人にうつるわけで、どんなにうがいとか手洗いとかしたってすぐ近くで菌をばらまいている人がいたらそうそう抵抗しきれる物ではない。だから自然と風邪を引いてしまう。
 私は自分が風邪を引いたな、と思ったら冒頭でも言ったけれど割とすぐに休む。今日だって別に高熱が出て動けなかった、とか声すらでなくなったとか下痢が止まらないとかそう言うことでもなく、単に熱が37度を超えたレベルで出ていて、咳が出てノドが痛いぐらいだ。会社だって行こうと思えばいくことが出来るだろう。
 ただ、今日そうやってムリをすることで、風邪の症状がさらに悪化する可能性があるし、それになにより周りの人に対して迷惑だし、という事で休む。昔ムリして大学に行ったら実はインフルエンザで、自分は帰りにぶっ倒れる(本当に気絶した)し、大学ではものすごい数の人にうつしてしまったしで本当に大変だった。それがトラウマとして残っているのかもしれない。
 私は多分「良く聞く病気」というのはほとんどかかってると思う。一般的に言う一度かかったらもうかからないもの(おたふく風邪とか麻疹とか)はかかってない病気って無いんじゃないかな。入院も3回ぐらいしてるし、救急車で運ばれたことも何度もあるし。本当に身体が弱くて自分でも嫌なんですけどね。でもまぁそういう感じで生まれついてきてしまったんだからしょうがないって事で折り合いを付けて暮らしています。それに、よくゲームであるような(Kanonで言う栞みたいに)不治の病にかかっているわけでも、入退院を繰り返してばかりという程でも無いですし。
 そう言う人って実際にいるんですよ。子供の頃から白血病とか、そういうの。小学生の時に入院した時そういうずっと病院にいる子と知り合いになったりしたしね。
 今でも覚えてるのが自分に担任の許可が下りた時。思わず「やったー!」と喜んでしまったんだけれど親は全然喜んでない。それどころか厳しい顔をしている始末ですよ。そして先生の診察が終わったら部屋から連れ出されてしこたま説教されました。周りの人は全員私より前から入院していた人で、私が退院された後も入院している人です。そう言う人の事をどうして考えられないのか、自分がもし逆の立場だったらどう思うのか、ということを本気で怒られた。それもとってもいい思い出です。

 そんなわけで基本的に寝てました。体調が悪い時は体力を使わない方がいいから動かないでじっとしてました。何も食べずに。水分だけはとった方がいいと考えてポカリスエットを買いに一度外には出ましたが、それくらいかな。
 一日に15時間ぐらい寝て大分調子が良くなったのだけれど、その反動で寝られなくなってしまいました。体調が悪い時は食欲が全くないから食べなくていいのだけれど、ちょっと体調が良くなってくると途端にお腹が空くから困ったものです。というか現金な腹だと思う。とは言え家には簡単に食べられる物など何一つ無いのでこのまま寝るしかない。明日起きて元気になっていたらきちんとした物を食べに行こう。そうしよう。